- パチンコってもうオワコンなの?
- ギャンブルするならパチンコじゃないほうがいい?
- パチンコ業界ってやばいって本当なの?
とお考えの方に「パチンコは本当にオワコンなのか」という疑問について、この記事では解決していきます。
結論からいうと、パチンコはオワコンではありません。
なぜ、パチンコがオワコンではないのか、その理由を詳しく解説していきます。
パチンコ業界がオワコンと言われている理由5選
まずは、パチンコ業界がオワコンだと言われている理由を、確認していきましょう。
代表的なパチンコがオワコンと言われる理由は、次の通りです。
- 遊技人口の減少
- 機械のスペックダウン
- イベントや交換率への規制
- 廃業するところが多い
- スロットの方が人気
パチンコは、時代とともに規制がかかったギャンブルです。
それにより遊技人口の減少や、機械のスペックがダウンしなければいけませんでした。
どのように人口や機械が落ちていったのか、パチンコがオワコン化だと言われた理由を詳しく解説していきます。
遊技人口の減少
パチンコがオワコンだと言われている理由の1つに、遊技人口が減ったことが挙げられます。
パチンコ・パチスロの遊技人口の推移を表すと、以下の通りです。
年月日 | 遊技人口 |
---|---|
2006年 | 1,341万人 |
2007年 | 1,383万人 |
2008年 | 1,434万人 |
2011年 | 1,253万人 |
2012年 | 1,215万人 |
2013年 | 1,066万人 |
2014年 | 1,045万人 |
2015年 | 920万人 |
2016年 | 975万人 |
2018年 | 901万人 |
2019年 | 1,016万人 |
2020年 | 1,021万人 |
2021年 | 813万人 |
2022年 | 837万人 |
2023年 | 809万人 |
1,000万人以上いたパチンコ遊技人口は、2023年には800万人を切ろうとしています。
遊技人口が減少したことによりユーザーから、
- 「パチンコの人気がなくなった」
- 「パチンコはオワコンだ」
というような声があがっています。
機械のスペックダウン
パチンコの機械スペックが規制により、出玉に特化した機種が減ったことにより、今まで出玉を求めていたユーザーからパチンコはオワコンだと言われています。
パチンコ出玉規制の詳細は、次の通りです。
年月日 | 詳細 |
---|---|
2015年 | ・大当り確率下限1/400から1/320 ・最大期待出玉が6,400個を超える機種の潜伏や小当たり ・出玉無通常の廃止 |
2018年 | ・1回の最大出玉が2,400個から1,500個に変更 |
出玉規制は2015年以前からありましたが、パチンコがオワコンだと言われた理由でいえば、2015年のMAX機の廃止と、1回の最大出玉が減少した規制が大きいです。
1回当たれば大きな出玉が期待できなくなったパチンコは、「とりもどせる」という期待値をユーザーから減らしパチンコを辞める原因にもなった理由の1つでした。
パチンコの釘読み精度を上げるコツ・練習法を大公開【パチプロ直伝】イベントや交換率への規制
20年以上前のパチンコ屋は、大々的にイベントを連日開催していました。
2011年に広告規制が実施されたことで、パチンコ屋はイベントを制限させられる結果となり、イベントで賑わっていたパチンコ屋が少なくなったのです。
2011年以降もライター禁止や地域の中では、「等価」を禁止するところもありました。
今まで「等価だからこそ打てる」と思っていたユーザーが、パチンコに対して魅力がなくなったのです。
結果、「等価じゃないパチンコはオワコンだ」という、オワコン化説が流れた理由の1つでもあります。
パチンコ勝ちやすい台ランキングTOP9!甘デジからライトミドルまで大公開【2024年最新】廃業するところが多い
パチンコ屋は毎年、全国的に店舗数も減ってきています。
これを見たユーザーが、「パチンコ屋の時代は終わった…。」という話題になっています。
全国のパチンコ屋の推移は、次の通りとなっています。
年月日 | 全国の店舗数 | 昨年対比 |
---|---|---|
2016年12月 | 10,011 | ー |
2017年12月 | 9,681 | △330 |
2018年12月 | 9,237 | △444 |
2019年12月 | 8,886 | △351 |
2020年12月 | 8,302 | △584 |
2021年12月 | 7,637 | △665 |
2022年12月 | 6,857 | △780 |
2023年12月 | 6,335 | △522 |
2024年4月 | 6,211 | △124 |
2016年は1万店舗以上あったものが、2024年には6,000店舗まで減少しています。
身近にあるパチンコ屋が廃業していることも多くなり、それを見たユーザーが「パチンコ屋の時代は終わった」と思うようになったといわれています。
パチンコで当たりやすい台のデータ・グラフの見方や台選びのコツを解説【初心者向け】スロットの方が人気
最近の傾向は、パチンコよりスロットが人気です。
理由は、スマスロの影響によるものです。
パチンコ・スロットともにスマート化されましたが、出玉性能がもっともよくなったのはスマスロです。
出玉上限が2,400枚から
- 差枚200枚
- 有利区間無制限
という規制緩和により、万枚が以前より突破しやすくなったのです。
ユーザーも出玉期待値でいえばスロットが高く、また今までパチンコユーザーだった人も、スロットに移ったことで「パチンコはオワコン」という風に捉える人もいます。
パチンコは勝てなくて当たり前!その仕組みと理由を解説【攻略法あり】パチンコがオワコンではない理由4つ
「パチンコはオワコンだ」という噂は流れていますが、実際にはオワコンではありません。
理由は、以下の通りです。
- オンライン化による人口増加
- スペックが上がってきている
- オンラインパチンコによる還元率増加
- 競争率増加による還元率の上昇
パチンコも今や、オンライン化が進んでいます。
それに伴い、人口や還元率・スペックが以前より上がっています。
オンライン化による人口増加
2024年のパチンコ遊技人口は、809万人といわれています。
こちらの遊技人口は、店舗で遊技している遊技人口であり、オンラインパチンコ側のユーザー数はカウントしていません。
一方、オンラインパチンコを運営しているオンラインカジノの遊技人口は、近年で約265万人です。
もしもこのオンラインカジノで遊んでいる方が、オンラインパチンコを打ったとします。
そうすると、総数で1,000万人を超えてきます。
1,000万人という人数は、パチンコ遊技人口では2014年時点の人口数です。
2014年時点では、「パチンコがオワコン」という評判もなかったですし、まだまだパチンコ全盛期の人口数です。
よって、パチンコはまだまだオワコンではないことがわかります。
当たるパチンコ台の選び方とおすすめ人気機種9選【2024年最新】スペックが上がってきている
パチンコは、過去に出玉規制が入ったことにより、スペックダウンをしていきました。
しかし、最近のパチンコ台はスペックは上がってきています。
スペックが上がった理由は、次の通りです。
- 2023年6月1日より大当たり1回あたりの期待出玉上限が、6,400玉から9,600玉に変更
- オンラインパチンコでは、MAX機や過去の出玉に優れた機種が打てる
以前のパチンコに比べ、出玉性能は以前より上がってきています。
2024年に登場した「ラッキートリガー機」は、出玉規制が緩和された機種であり、今パチンコの中では注目されています。
オンラインパチンコでは、みなし機による撤去や規制に該当されないため、現行では打つことができない、出玉性能に特化したMAX機を遊ぶことが可能です。
「出玉性能が落ちた」という理由で、パチンコがオワコンだというのは、2024年では解消してきています。
爆発力のあるパチンコ機種ランキングTOP9!2024年最新版オンラインパチンコによる還元率増加
オンラインパチンコが登場したことにより、パチンコの還元率は増加しています。
パチンコとオンラインパチンコの還元率は、次の通りです。
項目 | 還元率 |
---|---|
オンラインパチンコ | 95〜98% |
パチンコ | 80~85% |
そもそもパチンコの還元率は、80%〜85%まであります。
他のギャンブルの競馬(74%)や、宝くじ(50%)に比べても高いです。
還元率に加えて、オンラインパチンコが登場したことにより、さらに還元率も上がってきています。
ということは、
還元率が上がる = 勝率が上がる
に繋がります。
ギャンブルとしてユーザー側にも、魅力が高い内容になっているといえます。
パチンコ出玉時速ランキングTOP10【2024年最新】競争率増加による還元率の上昇
- パチンコの遊技人口が減っている
- パチンコ屋の廃業が多くなってきている
この件については、ユーザーだけではなく業界も知っていることです。
業界はこの件について、危機感を持ちパチンコ屋を運営しています。
要するに、お客の取り合いになっているのです。
そうなると、客寄せのためにイベントに似た何か企画を出すか、還元率を上昇させるようになってきます。
今までの還元率よりさらに上がる可能性は高くなり、ギャンブルとしてはとても魅力のある内容に変わってきています。
業界は、パチンコ屋だけではありません。
メーカーも、この現状に対策をしてきます。
そうなってくると、今までにない機種の登場や出玉規制緩和への取り組みも、進んでくるでしょう。
パチンコ・ライトミドル!勝てる台おすすめランキングTOP5【2024年最新版】パチンコはオワコン?パチンカーの口コミ・評判
ここでは、実際にパチンコを遊技しているパチンコユーザーのパチンコオワコン化の声、についてご紹介していきます。
パチンカーの声には、「パチンコはオワコンだ!」という声も多数ありました。
しかし、実際は還元や機種さえ良くなれば、オワコン化も解消されるという口コミもありました。
オンラインパチンコで還元率が良くなっている機種についても、規制緩和が進んでいる現在をみると、オワコンではなくなってきていると予測できます。
- 賛否はあるけどスマパチ・スマスロ導入でオワコン化はしていない
- パチンコを復活させたいなら調整面を良くしないといけない
- 規制が解けて期待される機種も出てきた
パチンコのオワコン説に関するよくある質問
ここでは、パチンコのオワコン説に関する、よくある質問事項に回答していきます。
- パチンコ屋は後何年持ちますか?
- パチンコ屋が全てなくなることはないでしょう。
実際に遊技人口の減少や廃業している店舗もありますが、大手などのパチンコ屋については出店を続けているところもあります。
ようするに、良心的なパチンコ屋が生き残っているということになります。
遊技人口が減ったといえど、2024年で800万人ほどいます。
パチンコ屋がなくなる可能性は低い、といえるでしょう。
- 大手メーカーが潰れるって聞いたのですが、業界的にオワコンなんですか?
- 大手メーカーが赤字決算だという発表もありましたが、実際は潰れてはいません。
毎年、流行る機種が異なるため、人気がでなければ赤字の時もあります。
逆にヒット機種を出せば、メーカーも儲かります。
現在、大手メーカーだから流行る、というスタイルは以前よりなくなりました。
要するに、ユーザーが受ける機種を開発できるメーカーが、今後のパチンコ業界を支えるメーカーになるのです。
大手メーカーだからといって、業界的にオワコンというわけではありません。
- 新紙幣の導入により、パチンコ屋の廃業が相次ぐと聞きましたが、本当ですか?
- 新紙幣に対応できないサンドを持っているパチンコ屋については、かなりの予算を使用します。
予算を確保できないパチンコ屋が、廃業する可能性はゼロではありません。
新紙幣の情報は、パチンコ屋も対策をしてくると思うため、相次ぐという状態にはならない可能性もあります。
- パチンコ店が閉店する時に起こる前兆とかありますか?
- パチンコ屋が閉店する時に起こる前兆は、今はわかりにくくなっています。
法人によっては、回収する店舗もありますが、中にはM&Aで次の法人のために放出するところなど、閉店を匂わせないようにするところもあります。
ただ、遊技台を止めて復活させないとか、極端に人員が変わる・減るなどの場合は、閉店する前兆かもしれません。
まとめ:パチンコのオワコンではなかった!?
この記事では、パチンコのオワコンについて解説していきました。
パチンコオワコン説は、ネットやSNSで多く情報として流れていましたが、実際にはオワコンではありません。
スペックや広告規制の緩和や、徐々に以前活気のあったパチンコに戻りつつあるためです。
また、パチンコはオンライン化にもなっています。
オンラインパチンコは、実店舗に比べ還元率が高く、さらにスペックの高い機種も遊べます。
- 今まで店舗でしかパチンコをしたことがない
- 今更パチンコ屋に出向くのもめんどくさい
と思われる方は、一度オンラインパチンコでパチンコがオワコンではないことを、確認してみましょう。