パチンコを遊技している人が、一度は聞いたことがあるであろう釘読み。
釘読みという言葉は知っていても、その意味や何をするのかを理解していない人もいることでしょう。
パチンコの釘読みの意味を理解した上で実践すると、パチンコでの勝率を大幅に高めることができるので、覚えて損はありません。
この記事では、パチンコの釘読みの方法について誰にでもわかりやすく解説していきます。
パチンコの釘読みとは?
パチンコの釘読みとは、パチンコ盤面にある釘の状況を見極め良し悪しを確認することです。
スロットでいう高設定が、パチンコの釘の状況が良い状態であるため、釘読みはパチンコでの勝率を上げるうえで重要な要素の1つになります。
釘の状況が良いパチンコ台を遊技することで、1,000円あたりの回転率も良くなるので、少ない投資で初当たりを引くことに期待できます。
このように釘読みは、勝率を高めるうえでは大事なスキルですが、身につけるにはコツが必要です。
パチンコの釘読みで確認すべき箇所4つ
パチンコの釘読みという言葉は知っていても、実際に確認する箇所についてまで理解がある人はあまりいません。
釘読みをする場合、優先的に確認した方がいい箇所として、次の4つが挙げられます。
- 風車周り釘
- 道釘
- ヘソ釘
- 右打ちのアウト周りの釘
ここでは、現在も絶賛稼働中の「Pシン・エヴァンゲリオン Typeレイ」の釘を参考に解説していきます。
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風車周り釘は、パチンコ台の回転率を上げるための重要な要素の1つです。
風車周りの釘で主に確認すべきポイントは、次の写真のように赤丸内の釘と青丸内の釘の位置になります。
赤丸の釘が青丸内の釘側に寄っていれば、打ち手にとって良い調整、離れていれば悪い調整となります。
良い調整の場合、パチンコ玉が青丸内の釘の右側に流れていくことになります。
青丸内の釘の右側は道釘につながっているので、死に玉にならず回転率が上昇することになるでしょう。
悪い調整の場合、青丸内の釘の左側にパチンコ玉が流れることになるので、結果的に道釘に向かわないパチンコ玉の割合が増えてしまうので回転率が悪化してしまいます。
このように風車周り釘は、回転率に影響を与える釘になるので、打ち出す前に確認しておきましょう。
パチンコは勝てなくて当たり前!その仕組みと理由を解説【攻略法あり】道釘
道釘も回転率のよいパチンコ台を見極める上で、重要な要素の一つです。
道釘で確認すべきポイントは、次の写真のように赤丸内の釘と青丸内の釘との幅、および青丸内の釘の位置です。
赤丸内の釘と青丸内の釘の幅が広いと、パチンコ玉が道釘の途中で落ちてしまうので、打ち手にとって悪い調整となり逆に幅が狭いと良い調整になります。
青丸内の釘が上に向いていると、パチンコ玉が青丸内の釘側面にぶつかることになり、結果的に始動口に向かうことなく下に落ちてしまうので打ち手にとって悪い調整となります。
道釘をしっかり確認する方はあまりいませんが、道釘は今回解説している釘と同じくらい回転率に影響する要素になるので、打ち出す前にぜひ確認しておきましょう。
パチンコ出玉時速ランキングTOP10【2024年最新】ヘソ釘
ヘソ釘もパチンコ台の回転率を見極める上で、大切な要素の1つになります。
ヘソ釘で確認すべきポイントは、次の写真のように赤丸内の釘の幅になります。
赤丸内の釘の幅が開いていれば、打ち手にとって良い調整、狭いと悪い調整になります。
ヘソ釘を確認する際のコツとして、先ほどの画像のようにヘソ釘の正面に立ちつつ、真上から覗くように確認することです。
真上から確認した際、釘がハの字になっているほど打ち手にとって良い調整となります。
ハの字の具合で良い調整かどうかが判断できるので、ヘソ釘は他の同一機種との比較がしやすい釘といえるでしょう。
ヘソ釘を確認の際は、同一機種を複数台確認して横の比較をすることをおすすめします。
当たるパチンコ台の選び方とおすすめ人気機種9選【2024年最新】右打ちのアウト周りの釘
右打ちのアウト周りの釘は、最終的な獲得出玉に影響する重要な要素の1つです。
右打ちのアウト周りの釘で確認すべきポイントは、次の写真のように赤丸内の釘と青丸内の釘の位置になります。
赤丸内の釘が上にあるほど、アウトポケットにパチンコ玉が入りにくくなるので、打ち手にとって良い調整となり、下にあるほど悪い調整になります。
青丸内の釘については、左にあるほどアウトポケット側にパチンコ玉が弾かれにくくなるので、打ち手にとって良い調整となり、右にあるほど悪い調整になります。
右打ちのアウト周りの釘を確認しておかないと、ラッシュ中に上皿のパチンコ玉がすべてなくなるリスクもあるので、これまで紹介した釘と併せて確認しておきましょう。
パチンコが当たらないのはなぜ?遠隔や設定が原因なのかその理由を解明【助けて】パチンコの釘読みの精度を上げる2つのコツ
ここまで、優先的に釘読みをするべき箇所について解説してきました。
パチンコの釘読みはただ実施すればいいだけではなく、いくつかコツも存在します。
釘読みをする際の注意事項として、次の2つが挙げられます。
- 釘は正面から確認する
- 他の同一機種と比較する
ここでは、釘読みの際のコツを実施することによるメリットについて、順番に解説していきます。
釘は正面から確認する
パチンコの釘読みを実施する際は、確認する釘を正面から確認することをおすすめします。
釘読みは、釘の先端部に対して頭の丸い部分が、上下左右どちらに向いているかを確認する行為です。
斜めから釘を確認してしまうと、目測を誤る可能性が高まってしまうので、釘読みが意味をなさない場合があります。
釘読をする際は釘の頭部である丸い部分を、目線と同じ高さに合わせて正面から確認するようにしましょう。
注意点として、ヘソ釘については釘読みの方法で解説したように、釘の正面に目線を合わせて真上から見下ろすように確認することをおすすめします。
ヘソ釘は真上から確認することで、より正確に開き具合を目視できるので、ヘソ釘については確認の方法が他の釘と異なると覚えておきましょう。
爆発力のあるパチンコ機種ランキングTOP9!2024年最新版他の同一機種と比較する
他の同一機種と比較することも、釘読みをするうえで大切なコツの1つに挙げられます。
たとえば、複数台の設置があるパチンコ台の釘読みを実施した場合、釘の状況は確認できたがその釘が良い状態かどうかまで判別できない人も中にはいることでしょう。
そのような場合、他の同一機種の釘状況を併せて確認することで、横の比較ができるのでパチンコ店の中で1番状況のいい台を見極めることが可能です。
この手法はメイン機種を対象に実施することで、より効果があります。
パチンコ店のメイン機種は、出玉感を演出するためそもそも他の台に比べて、釘の状況が良い可能性が高いです。
その中で、さらに釘の状況が良いパチンコ台を釘読みで見つけられれば、勝利は目前といえるでしょう。
メイン機種はパチンコ店によって異なりますが、そのお店の中で1番設置台数が多い、または4円パチンコの総設置台数の5%〜10%以上を占める台であればメイン機種と判断して良いです。
メイン機種でなくとも、複数台設置のあるパチンコ台に対しても有効な手段ではあるので、ぜひ活用してください。
パチンコの保留の色は何がアツい?確率・期待値を順番に解説パチンコの釘読みをする上での注意点
ここでは、パチンコの釘読みをする上での注意点について説明します。
パチンコの釘読をするうえでの注意点として、次の2つが挙げられます。
- パチンコ店のルールを事前に確認する
- 過度な釘読みは実施しない
2つの注意点を守らなかった場合に発生する、デメリットについて順番に解説していきます。
パチンコ店のルールを事前に確認する
パチンコの釘読みを実施する前に、パチンコ店のハウスルールを事前に確認しておきましょう。
パチンコ店によっては、釘読みを禁止されている店舗も存在しており、そういった店舗で釘読みをしてしまうと出入り禁止になる恐れがあるためです。
パチンコ店のハウスルールについては、パチンコ店の入り口付近に掲示されていることがほとんどなので、入店の前にしっかり確認しておきましょう。
釘読みが禁止されているパチンコ店でどうしても打ちたい場合は、メイン機種に絞って稼働すると勝率を高めることができます。
理由としてメイン機種は、稼働が見込めるパチンコ台になるので、遊技客を呼び込むために出玉を還元する傾向にあるためです。
ハウスルールが厳しいパチンコ店で遊戯する際は、メイン機種を中心に稼働するようにしましょう。
パチンコで当たりやすい台のデータ・グラフの見方や台選びのコツを解説【初心者向け】過度な釘読みは実施しない
釘読みを実施する際は、過度な釘読みは行わないようにしましょう。
たとえハウスルールで釘読みが禁止されていなくとも、露骨な釘読みを行ってしまうと店員に目をつけられる可能性があります。
露骨な釘読を継続して実施していると、他の遊技客に迷惑となる行為とみなされ、最悪の場合出入り禁止になることもあるでしょう。
釘読みを実施する際は、他の遊技客の邪魔にならないようひっそりと確認することをおすすめします。
釘読みをする際に、釘の状況を撮影する人も中にはいるかと思いますが、こちらについても細心の注意が必要です。
パチンコ店によっては、釘読みは問題なくとも写真撮影が禁止の店舗もあるためです。
釘読みを実施する際は、釘読みが禁止されていないかに加え、釘読みを行ううえで実施する行動についても禁止されていないか併せて確認しておきましょう。
パチンコの先バレとは?搭載機種ごとの信頼度・確率等を解説パチンコの釘読みに関するよくある質問
ここでは、パチンコの釘読みに関してよくある質問について、順番に解説していきます。
- パチンコで一番大事な釘は、やっぱりヘソ釘ですか?
- パチンコで1番大事な釘は、ヘソ釘です。
パチンコは、始動口にパチンコ玉が入って、初めて大当たりの抽選が受けられます。
ヘソ釘以外の状況がどれだけ良くても、ヘソ釘の状況が悪いと大当たりの抽選すら受けられません。
このことからパチンコの釘の中で、1番大切な釘はヘソ釘といえます。
- パチンコの釘をいじるのは違法ですか?
- パチンコの釘をいじることは、やり方によっては違法です。
違法になる釘調整として、遊技客の車高射幸心を煽るような釘の状況にすることが挙げられます。
たとえば、ヘソ釘を大きく開いて回転率を著しく上げることは、法律で禁止されています。
パチンコ店は、パチンコ台によって回転率が大きく異なるので、違法なのではと思う方もいることでしょう。
パチンコ店側は、パチンコ玉が釘にぶつかって釘がズレたので、それを元に戻している作業をしているだけなので違法にはなりません。
このように射幸心を煽る釘調整は違法ですが、現状復帰をするための釘調整は合法となっています。
- パチンコ台には、何本の釘があるのでしょうか?
- 現代のパチンコ台の釘の本数は、多くても300本ほどになります。
昔のパチンコ台は300本以上の釘が使用されていましたが、始動口に入るまでに時間が多くかかるので、時間効率が悪く遊技客に不評でした。
そこから始動口までスピーディーにパチンコ玉が移動するように釘の配置が見直され、現在のパチンコ台の原型となりました。
- パチンコの「スルー」とはどこを指しますか?
- パチンコのスルーとは、右打ちの電チューを解放抽選する箇所を指します。
右打ち中は、電チューにパチンコ玉を入れるために、スルーにパチンコ玉を通す必要があります。
スルーにパチンコ玉が通ると電チューが開放し、電チューにパチンコ玉が入ることではじめて、右打ちで大当たりの抽選が受けられます。
スルーとはその名の通り、パチンコ玉が通るためだけの構造になっているので、電チューや始動口のようにパチンコ玉の払い出しは受けられません。
- パチプロはホールの通路を歩きながらでも釘が読めますか?
- パチプロであっても、パチンコ台をしっかり見なければ釘読をすることは難しいです。
露骨な釘調整であれば、遠目から見ただけでもある程度の判断ができる場合はあります。
精度良く釘読みをしようとするならば、パチプロといえど1台1台しっかりと吟味しないと、正確な釘の良し悪しは判断が難しいです。
まとめ:パチンコの釘読みスキルを覚えて勝率を上げよう!
ここまでパチンコの釘読みスキルを覚えて、勝率を上げる方法について解説してきました。
釘読みと一口にいっても見るべき箇所がさまざまなので、まずは確認しやすいヘソ釘から釘読みを始め、徐々に確認する箇所を増やすことをおすすめします。
横の比較をすると釘読みの精度が増すので、初心者の方は複数台設置のあるメイン機種から、攻めるのがおすすめです。
釘読みは、場合によっては出入り禁止のリスクがあるため、パチンコ店のハウスルールを事前に一読して釘読みという行為が禁止されていないか確認しておきましょう。
この記事を参考に実際のパチンコ店で釘読みを実践し、回転率の良いパチンコ台を見つける楽しさを実感してみてください。
当たるパチンコ台の選び方とおすすめ人気機種9選【2024年最新】