- なぜパチンコ屋では、ハンドル固定をしているお客がいるのか?
- ハンドルを固定するやり方が知りたい
そのような疑問について、本記事で詳しく解説していきます。
パチンコを打つ方なら、隣の人がハンドルを固定している姿を目撃することも、あるのではないでしょうか?
パチンコのハンドル固定は、パチンコのスタート入賞に対して有効な方法であり、するのとしないとでは勝敗も変わってくることもあります。
しかし、パチンコのハンドル固定は、風営法では禁止されている行為です。
本記事では、パチンコ屋でハンドルを固定する方法や自作する際の注意点、その違法性などに関して分かりやすく解説していきます。
パチンコでハンドル固定をする理由
パチンコをハンドル固定をする理由の多くは、「玉の飛ぶ位置を固定しやすい」です。
ハンドルを握って打っていると、
- 時間が経過するにつれて、次第に握りが緩んでしまったり
- スマホ操作・水分補給など他のことに気をとられた など
で、狙っている位置がズレてしまうことがあります。
ハンドル固定をすることで、狙い通りの位置からずらさないようにする方法をとるのです。
また、パチンコをする打ち手の多くは、「ブッコミ」という部分を狙って玉を打ちます。
ブッコミとは、スタート入賞をさせやすいといわれる釘の部分を狙う行為であり、如何にそこの位置をずらさないかで、図柄の回転数が変わってきます。
パチンコでのハンドル固定のやり方
ここでは、ハンドル固定のやり方を知らない方に、手順にそって説明していきます。
ハンドル固定をする手順は以下の通りです。
ハンドル固定のやり方手順 |
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①ハンドルを固定するものを用意する ②ハンドルを回し狙いたい場所を狙ってください ③ハンドルを回す部分にコインを挟み込み固定させます |
このように、ハンドル固定とは難しいものではありません。
ハンドル固定は、パチンコ機に既に搭載しているものではなく、外部からコインや硬貨を準備して行うものです。
コインや硬貨を準備したら、狙いたい場所まで玉を打ちましょう。
狙いが定まったら、ハンドルを回す部分に準備したコインなどで、挟めばハンドル固定の完了です。
ハンドルは機種によって形状がことなりますが、多くのハンドルにはハンドルを回す部分と、カバーの間に隙間が存在します。
隙間に、コインなどを差し込むことができれば、ハンドルは固定されますので実践してみてください。
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ハンドルを挟むために必要なものはわかったけど、どんなものを準備すればいいのかわからない…
という方に、ここではハンドル固定で使用されるものを、ご紹介していきます。
ハンドル固定に使用される代表的なものは、以下の通りです。
- 硬貨
- バッグクロージャー
- プルタブ
- コイン
- 輪ゴム
こちらの5つの用品で、本記事でおすすめなのは硬貨です。
理由も含めて解説していきます。
硬貨
硬貨は財布の中に入っている、1円や100円などの小銭を使用して行うハンドル固定です。
お金のため500円などの大きい硬貨は、大きさや挟み忘れの損失を考えるとおすすめはしません。
おすすめは金額面や大きさも小さく、手の邪魔にならないことから1円硬貨がおすすめです。
硬貨はいつも所持している財布から取り出せるため、わざわざハンドル固定のために事前に準備する必要がありません。
手軽さや大きさを考えると、硬貨はハンドル固定には向いているでしょう。
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バッグクロージャーとは、食パンの袋などの留め具に使用されている、プラスチックでできたものです。
曲がりやすく、様々なハンドルに対応しやすいのが特徴的です。
ただし、割れやすいので、ハンドルの内部に入り込む可能性が高く、お店側に迷惑をかける可能性があります。
準備するために、食パンを購入するなどの手間も必要です。
このことから、普段からバッグクロージャーを手にする方には、おすすめのハンドル固定用品です。
プルタブ
プルタブは、缶ジュースの飲み口を開けるために必要な金具のことです。
飲み終わったジュースなどから使用する方が多く、よく缶ジュースや缶ビールを飲む方には、準備しやすいものだといえます。
プルタブは金属のためバッグクロージャーのように、割れる心配もありません。
ただし、プルタブは缶ジュースなどから強引に外すため、外した先端部分が尖ってしまう恐れがあります。
ハンドル固定時に怪我をする場合や、ハンドルを傷つける可能性がでできます。
プルタブを利用する際は、外した先端部分を確認してから、ハンドル固定に使用することをおすすめします。
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ここでのコインとは、スロットで遊んだ際に余ったコインで、ハンドル固定として利用することです。
外部からコインを持ち込んだ場合は、持ち込みとして注意される可能性があるためおすすめしません。
スロットで遊ぶためには、コインが最低3枚必要です。
遊んでいくうちに、2枚や1枚など余ってしまうことがあります。
余ったコインをハンドル固定として使用してみるのも、1つの方法です。
パチンコ・スロット両方とも遊ぶ方には、用意しやすいハンドル固定用品だといえます。
ただし、他のレートに持ち込んだと店側から注意される場合もあるため、余りおすすめはできません。
輪ゴム
輪ゴムは柔らかく、ハンドルを傷つけることなく固定できるハンドル固定用品の1つです。
紹介した用品の方では付け方が複雑なため、初心者向けではありません。
使用している方も少ないことから、ゴト師と勘違いされる場合もあります。
輪ゴムはどちらかというと、ユーザー側ではなくホール側がハンドルを傷つけず試打するために利用することの多い、ハンドル固定用品です。
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オンラインカジノでパチンコが遊べるおすすめサイト3選【2024年最新】パチンコのハンドル固定は禁止?違法?
パチンコ屋にいくと、ハンドル固定禁止などのポスターを目にすることがあります。
しかし、パチンコをしているとハンドル固定をしているお客を、目にすることもあるのではないでしょうか。
その場合
- 「ハンドル固定って禁止なの?」
- 「もしかして違法行為をお客はしているの?」
など疑問に思うこともあるでしょう。
実際は、ハンドル固定は風営法で禁止です。
「なぜ禁止なのか」また「なぜ禁止行為なのにお客は、ハンドル固定ができているのか」そんな疑問に関して、ここでは解説していきます。
パチンコのハンドル固定は違法行為になるため禁止
ハンドル固定は違法行為となり、もしもその行為を警察に見つかった場合は、パチンコ屋は営業停止などの処罰を受ける可能性があります。
もしも、ハンドル固定した場合、以下2つの風営法に引っかかる可能性があります。
風営法第九条「構造及び設備の変更等」
風俗営業者は、増築、改築その他の行為による営業所の構造又は設備の変更(内閣府令で定める軽微な変更を除く。第五項において同じ。)をしようとするときは、国家公安委員会規則で定めるところにより、あらかじめ公安委員会の承認を受けなければならない。
引用元:https://elaws.e-gov.go.jp/
風営法律施行規則 第八条 「著しく射幸心をそそるおそれのある遊技機の基準」
客が直接操作していないにもかかわらず、遊技球を発射させることができる遊技機であること 。
引用元:https://elaws.e-gov.go.jp/
風営法第九条では、構造や設備の変更をする際は、公安委員会に承認を受ける必要があると記載されています。
ここでの構造とは、パチンコ機も該当します。
許可を受けたパチンコ機に付属部品などを取り付ける際は、公安委員会から許可を得なければなりません。
ハンドル固定は、許可を受けたパチンコ機とは別に、「ものを取り付けた」ことに該当し違法とされています。
また、風営法律施行規則第八条においては
「客が直接操作していないにもかかわらず、遊技球を発射させることができる遊技機であること 」
と記載されており、
「ハンドル固定=客が直接操作していない」
に該当する可能性もあります。
そのため、ハンドル固定を行う行為は、パチンコ屋にとって違法であり、禁止にしているお店が多いのです。
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もしもハンドル固定により、ハンドルを壊した場合は、迷惑行為としてお店側から処罰を受ける可能性があります。
ハンドルとは、もともとはハンドル固定ができるように製造されているわけではありません。
そのため、ハンドルとカバーなどの間にものを挟み込む行為は、ハンドルの故障原因に繋がりやすいです。
万が一、故障した場合は弁償、または出入禁止対象になる可能性があります。
ハンドル固定をする際は、ハンドルの取り扱いに充分気をつけてください。
パチンコ屋でハンドル固定しているのに注意されない理由
ハンドル固定を黙認しているパチンコ屋は、口コミを見る限りでは実際にあります。
理由としては、地域によっては警察も、ハンドル固定への取締りができていない部分もあるからです。
警察は、パチンコ店以外にも多くのお店を取り締まる必要があるため、地域によってはハンドル固定への取締りが、まだまだ緩いところもあります。
その結果、お店側も禁止だとわかりながら、客離れを防ぐために黙認しているかもしれません。
多くのお客に対応しているパチンコ屋は、そもそもハンドル固定の行為に気づいていない可能性もあります。
黙認されているお店だと勘違いして、ハンドル固定をしてしまった場合、注意されるリスクはゼロではないでしょう。
ハンドル固定は「大丈夫だろう」と、軽い気持ちで行うことはおすすめしません。
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パチンコは勝てなくて当たり前!その仕組みと理由を解説【攻略法あり】パチンコのプロはハンドル固定をしているのか
プロの中には、ハンドル固定をしている人もいれば、しないプロも存在します。
ハンドル固定をする理由として、プロの打ち方として「止め打ち」という打法があります。
止め打ちとは、大当り中の右打ち時に使用する打ち方で、アタッカーが開くタイミングに合わせて玉を打つ、「出玉の損失を防ぐ方法」です。
こちらの止め打ち打法ですが、ハンドル固定した方が、アタッカーが開くタイミングと合わせやすいといわれています。
そのため、プロの中にはハンドル固定をして、パチンコを打つ人もいらっしゃいます。
パチプロは、パチンコで生計をたてています。
お店からの出入禁止を防ぐために、ハンドル固定をしないプロもいるのも現状です。
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24時間パチンコ・パチスロが打てるのは三重県だけ!全国の店舗を調査【2024年最新】パチンコでハンドル固定をすると警察に捕まるのか
ハンドル固定は違法だといっても、処罰を受けるのはパチンコ屋でしょう!
と思われる方もいるでしょう。
たしかに、違法として処罰をうけるのはパチンコ屋です。
しかし、ハンドル固定について注意を受けたにも関わらず、何度も同じことを繰り返した場合は「器物破損」「迷惑行為」として、パチンコ屋側から警察に被害届けを出されることもあります。
その場合、和解で済めばよいですが最悪のケースだと、逮捕になる場合もあります。
ハンドル固定をしても、警察に捕まらないと安易な気持ちでいると、痛い目にあう可能性はゼロではありません。
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パチンコのセグとは?見方や仕組み・何のためについているのかを解説まとめ:パチンコのハンドル固定のやり方をプロが伝授
この記事では、パチンコのハンドル固定のやり方を説明していきました。
ハンドル固定とは、パチンコ機に既に搭載している機能ではなく、外部からものを準備してハンドルを取り付ける方法です。
固定するために必要なものは、硬貨・コインなどハンドルを固定する種類は多数あります。
しかし、ハンドル固定は違法であり、禁止にしているパチンコ店は多いです。
黙認しているパチンコ店はあるとはいえ、あからさまにハンドル固定だとわかるものは、おすすめしません。
ハンドル固定をするのであれば、今回ご紹介した硬貨・プルタブなどの用品がおすすめです。
ハンドル固定はリスクもあるため、使用する際は周囲を確認して問題ないこと判断した上で、行うようにしましょう。
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